Noise Breaker
ⅠNoise
あたしは東雲 晶。
現在、近所の学校に通うの高校3年生。
制服はパンキーな感じに改造済み。
見たまんま好きな音楽はヴィジュアル系。
「いってきます」
いつものようにテキトーに制服を着て、テキトーに家を出る。
いつもの光景。
iPodにつないだイヤホンを耳に入れ、いざ登校。
音漏れするくらい音量上げて、一人になるの。
周りの音はいらないの。
この道を曲がれば学校はすぐそこ。
家が近いって良い。
さぁ、今日も退屈がはじまるなぁ。
そう思って角を曲がったとたん
ドンッ
「うをっ」
「うわっ」
角から出てきた何かにぶつかり派手に尻餅をついた。
その拍子にイヤホンが取れたのか、周りの音が入ってくる。
うるさいっ。
近場に落ちていたイヤホンを取り上げ、また耳に入れようとした時
「ごめんっ大丈夫?!」
頭上から低めのハスキーな声が降ってきた。
どうやらこの男にぶつかったらしい。
「大丈夫」
あたしは早くこの場から去りたくて、軽くあしらって歩きだした。
「ねぇ!ちょっと待って!!」
後ろから声がする。
あぁ、イヤホンを入れ忘れてたのか。
一人で納得して、面倒だけど男の方を振り返った。
現在、近所の学校に通うの高校3年生。
制服はパンキーな感じに改造済み。
見たまんま好きな音楽はヴィジュアル系。
「いってきます」
いつものようにテキトーに制服を着て、テキトーに家を出る。
いつもの光景。
iPodにつないだイヤホンを耳に入れ、いざ登校。
音漏れするくらい音量上げて、一人になるの。
周りの音はいらないの。
この道を曲がれば学校はすぐそこ。
家が近いって良い。
さぁ、今日も退屈がはじまるなぁ。
そう思って角を曲がったとたん
ドンッ
「うをっ」
「うわっ」
角から出てきた何かにぶつかり派手に尻餅をついた。
その拍子にイヤホンが取れたのか、周りの音が入ってくる。
うるさいっ。
近場に落ちていたイヤホンを取り上げ、また耳に入れようとした時
「ごめんっ大丈夫?!」
頭上から低めのハスキーな声が降ってきた。
どうやらこの男にぶつかったらしい。
「大丈夫」
あたしは早くこの場から去りたくて、軽くあしらって歩きだした。
「ねぇ!ちょっと待って!!」
後ろから声がする。
あぁ、イヤホンを入れ忘れてたのか。
一人で納得して、面倒だけど男の方を振り返った。