第1話 死神と出会った日

第1話 死神と出会った日









「高校入る前にスパイク新しく買おうと思ってるんだよ。」


「お!ハルイチも同じこと考えてたのか。
俺も!」


「マジか!今度一緒に見に行こうぜ!」


「早く入試終わらないかな!
2人だけじゃさすがに練習も限られてくるよ。」


「そうだな~。
後輩達の邪魔はできないし。
早くみんなで集まって練習したいよな。」






友達のハルイチと、俺 河原ハヤタはサッカーの自主練を近所の公園で行っていた。



「そういえばハヤタ、お前明日誕生日だろ。
ほれ、俺のおごり。」



後片付けをしていたら、いつの間にか自販機に行っていたハルイチがスポーツドリンクを投げてきた。



「おおよく覚えてたな。
サンキュー。」


「ちゃんと俺の誕生日の時は返してくれよな。」


「ハルイチの誕生日いつだっけ?」


「6月5日。」


「また6月に入ったら教えてくれ。
じゃあまた明日!」



「またな!」



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