「聞いたよ。明日ハヤタが受ける企業の試験なんだってね。」


「そうだよ。」


「はいっ。これあげる。」


「なんだよ。」



チカが俺に何かを渡してきた。

見ると・・ユニフォームの形をした・・
御守りだった・・・。



「インターハイ前、部員のみんなの為に作ったとき練習用で作った分。
ハヤタにあげるよ。」


「・・・試作品ってことね。
まぁ・・ありがたく受け取っておくよ。」


「・・・・頑張ってね。」


「おお。」



チカがまた校舎の中に入っていった。


< 347 / 379 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop