「あ、やべ!河原!!」


「あいよ・・・」


俺は目立たないデフェンスのポジションにいた。


攻撃が好きな奴らばっかりだから、基本全員で攻めて、ボール取られたら何人かが戻ってくる。

俺は一番後ろにいながらカバーをしてボールを取ったらすぐに味方にパスをする。






「お前・・・やるな・・・」


俺からボールを取られた3組のサッカー部員が声をかけてくる。


「たまたまだよ。」



あとでハルイチに言っておこう。

彼はもうちょっとボディフェイントの練習したほうがいいな。

< 60 / 379 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop