死の狭間で生きていくということ。
私は決意して自分のことを全部二人に話した。
今まで思っていたこと。
どう感じていたのか。
包み隠さず。
全部、話した。
途中から二人とも泣いていた。
私も泣いていた。
そして、私は二人に言った。
「今まで、ゴメンね。
二人とって満足のいくような子供じゃなくてゴメン。
親不孝な子供で…ゴメン」
ただひたすら全力で謝った。
それ以外の言葉が見つからなかった。
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