死の狭間で生きていくということ。

-声変わり-



小学校高学年になると、


必然的に男の子はポツポツと声が低くなり出していく。


私も例外ではなかった。


ジェットコースターのようにスッとあっという間に声変わりした。


声が出ないなんて嫌でしかなかった。


違和感しかなかった。



声変わりだと気づいてから何度も泣いた。
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