[完]俺が君を忘れない
君という存在
学校へ行けなくなって、約1ヶ月
前までは病院から行ってたんだけど、病気の進行が予想以上に速くて、ダメらしい。
蒼哉は学校だし…
最近、ずっと蒼哉が頭から離れない
きっとこの間のことだわ、だからだ。
じゃなかったらこんなこと今まで無かったもの。
もうすぐで高校2年の2回目のテストが始まる
先週からテスト期間に入ったからってのもあるのか、蒼哉はこの1週間ずっと来てない。
…て、私なんでこんなに…こんなに
「寂しいなんて…」
口には出せない言葉。
きっと、もう言わない。
だって、蒼哉には蒼哉の生活がある
蒼哉は優し過ぎるから、寂しいなんて言ったら飛んで来るだろう。
でもね、でもダメなんだよ……
いつかそうなってしまう私といさせるのは……
蒼哉がかわいそう。