聖なる夜に来る待ち人は
3
こうして、昼休みを終えて午後の授業になる。
午後は選択授業で小論文と音楽だ。
しかし、入試も終わった今は私は先生から課題を貰って自由にしててこれからの子に先生は指導している。
小論文、コツさえ掴めば何とかなる。
これからの子達もこの時期までやって来てるからそれなりに書けるようになっているので先生も採点と添削指導が多い。
「芽衣ちゃん、なかなか今日は大変そうね。」
そう声を掛けてきたのは東千鶴ちゃん。
千鶴ちゃんは同じく読書が趣味のインドア派仲間で、考古学好きの為たまに家に来ては両親の持ってる書籍を読んだりしている。
そんな彼女はある大学の考古学科への進学が決まった。
受験終了組仲間である。
「あぁ。千鶴ちゃんは寺川くんと同じクラスだったよね?」
「お昼休みの途中から女子の阿鼻叫喚があちこちで起きててビックリしたけど。王子の趣味が悪くなかったようで私はちょっと気分良かったわ。」
そう言う千鶴ちゃんはニヤッとしたかと思うと
「放課後スイーツデートだって?奏くんと王子が話してたのが聞こえたもんだから。」
こそっと耳打ちしていわれた内容に驚きつつ
「ほかの女子も知ってたりする?」
これはバレたら面倒と思わず確認すると
「大丈夫、私彼らの前の席だったから偶然内緒話が聞き取れちゃっただけよ。」
クスッと笑いながら告げる千鶴ちゃんに
「それなら、良かった。女子軍団が万が一居たら私は自転車で逃走を図ることにするよ。」
そう言うと
「お、王子置き去りね!ヤバイそれ見たい。」
言うなりクスクス笑い出す千鶴ちゃん。
千鶴ちゃんはなかなかいい性格してます。
でも、嫌いじゃないから仲良しなんだよね、つまり私達は類友なのかもしれない。
午後は選択授業で小論文と音楽だ。
しかし、入試も終わった今は私は先生から課題を貰って自由にしててこれからの子に先生は指導している。
小論文、コツさえ掴めば何とかなる。
これからの子達もこの時期までやって来てるからそれなりに書けるようになっているので先生も採点と添削指導が多い。
「芽衣ちゃん、なかなか今日は大変そうね。」
そう声を掛けてきたのは東千鶴ちゃん。
千鶴ちゃんは同じく読書が趣味のインドア派仲間で、考古学好きの為たまに家に来ては両親の持ってる書籍を読んだりしている。
そんな彼女はある大学の考古学科への進学が決まった。
受験終了組仲間である。
「あぁ。千鶴ちゃんは寺川くんと同じクラスだったよね?」
「お昼休みの途中から女子の阿鼻叫喚があちこちで起きててビックリしたけど。王子の趣味が悪くなかったようで私はちょっと気分良かったわ。」
そう言う千鶴ちゃんはニヤッとしたかと思うと
「放課後スイーツデートだって?奏くんと王子が話してたのが聞こえたもんだから。」
こそっと耳打ちしていわれた内容に驚きつつ
「ほかの女子も知ってたりする?」
これはバレたら面倒と思わず確認すると
「大丈夫、私彼らの前の席だったから偶然内緒話が聞き取れちゃっただけよ。」
クスッと笑いながら告げる千鶴ちゃんに
「それなら、良かった。女子軍団が万が一居たら私は自転車で逃走を図ることにするよ。」
そう言うと
「お、王子置き去りね!ヤバイそれ見たい。」
言うなりクスクス笑い出す千鶴ちゃん。
千鶴ちゃんはなかなかいい性格してます。
でも、嫌いじゃないから仲良しなんだよね、つまり私達は類友なのかもしれない。