聖なる夜に来る待ち人は
「んなー!!芽衣様殺生な!お願いだから弾いて!!」
茜ちゃんが拝み始め
「そんな事言いなさんな、弾いておやり。」
はるちゃんがポンと叩きながら言う。
「今日は何を弾いて貰おうかなぁ。」
そう言って楽譜を漁り出す千鶴ちゃん。
三才からピアノを始めた私がこのメンバーの中で一番ピアノを弾ける。
簡単なのなら楽譜要らずで。
中学まではコンクールとかにも出てた。
でも、ピアノを私は可愛い子どもたちのために弾きたいと思ってコンクールに出るのはやめて進路を教育学部幼児教育科に絞り子ども向け楽曲の練習をしたりした。
その甲斐あってか、先生には
「私の授業取らなくてもあなたならピアノの試験は問題なくクリアするわよ。」
と言われた。
そして、全員の進路が決まった今月からはこの授業時間は先生から自主練にされて自由に過ごせている。
その間みんな一曲弾いた後はずーっと私にリクエストして色んな曲を弾くという時間になっている。
好きだし、良いんだけど。
みんな練習しなくていいの?と甚だ疑問である。
「まずは、とりあえずはるちゃん!千鶴ちゃん!一曲弾いとこ!」
その掛け声で3人が一曲ずつ弾いて終わると
「さぁ、芽衣ちゃんのリサイタル開幕!」
と言われリクエストされた曲を弾いて過ごした。
耳コピと言われるのが出来るので私が知らないPOPを流しては覚えて弾くとかやってたら
「うぉ!一回聞くだけで弾けるのかよ!」
その声にビックリしてピアノが止まる。
音楽室の入り口に目を向けると寺川くんと奏くんが見ていた。
「ね!芽衣ちゃんなかなか凄い特技でしょ?」
はるちゃんが自慢げに言えば
「「うん、凄い!見においでと言われて自習だから来てみたらビックリだけど良いもの見れた!」」
声を揃えて言う二人にちょっと照れくさくなった。
茜ちゃんが拝み始め
「そんな事言いなさんな、弾いておやり。」
はるちゃんがポンと叩きながら言う。
「今日は何を弾いて貰おうかなぁ。」
そう言って楽譜を漁り出す千鶴ちゃん。
三才からピアノを始めた私がこのメンバーの中で一番ピアノを弾ける。
簡単なのなら楽譜要らずで。
中学まではコンクールとかにも出てた。
でも、ピアノを私は可愛い子どもたちのために弾きたいと思ってコンクールに出るのはやめて進路を教育学部幼児教育科に絞り子ども向け楽曲の練習をしたりした。
その甲斐あってか、先生には
「私の授業取らなくてもあなたならピアノの試験は問題なくクリアするわよ。」
と言われた。
そして、全員の進路が決まった今月からはこの授業時間は先生から自主練にされて自由に過ごせている。
その間みんな一曲弾いた後はずーっと私にリクエストして色んな曲を弾くという時間になっている。
好きだし、良いんだけど。
みんな練習しなくていいの?と甚だ疑問である。
「まずは、とりあえずはるちゃん!千鶴ちゃん!一曲弾いとこ!」
その掛け声で3人が一曲ずつ弾いて終わると
「さぁ、芽衣ちゃんのリサイタル開幕!」
と言われリクエストされた曲を弾いて過ごした。
耳コピと言われるのが出来るので私が知らないPOPを流しては覚えて弾くとかやってたら
「うぉ!一回聞くだけで弾けるのかよ!」
その声にビックリしてピアノが止まる。
音楽室の入り口に目を向けると寺川くんと奏くんが見ていた。
「ね!芽衣ちゃんなかなか凄い特技でしょ?」
はるちゃんが自慢げに言えば
「「うん、凄い!見においでと言われて自習だから来てみたらビックリだけど良いもの見れた!」」
声を揃えて言う二人にちょっと照れくさくなった。