聖なる夜に来る待ち人は
ドーナツ屋さんに入れば途端に香る甘いにおい。
この匂いだけでなんだか幸せになれてくる。
「八雲、ホントに甘い物好きなんだな。よし、どれがいいんだ?」
そう聞かれて
「あのチョコレートの雪だるまカップケーキが良い!」
そう答えたら
「じゃあ買っていくから席取っといて!」
「あ、お金!」
「いいって!誘ったの俺なんだからここは俺のおごりね?ほら、混んでくるから席取ってきて。」
そう言ってクシャっと頭を撫でられた。
思わず撫でられた頭に手をやってしまう。
「うん、分かった。2階でも良い?」
「良いよ!」
そう返事を貰って私は長居しやすい2階に行くことにした。
まだ学校が終わったばかりだからそこまで混んでない店内を進み端の方の空いてる席にカバンを置き座る。
少し経つと2階にも色んなお客さんが入ってきて、それを見ているうちに寺川くんもトレー片手にやって来た。
「お待たせ。飲み物カフェオレのホットで良かったよな?」
「うん!言い忘れたのによく分かったね?」
そう、うっかり飲み物のオーダー言うのを忘れていたのにちゃんとカフェオレ頼んで来てくれた寺川くん。
「気持ち悪いとか言うなよ?俺はずーっと八雲がすきなの。だから普段何飲んでるのかなとか見てたわけ。カフェオレとか苺みるくとか好きだろ?ここならカフェオレのホットだと思ったんだよ。」
そう返されて不覚にも頬が赤くなっていくのがわかる。
今日はどれだけ寺川くんに色々告白されてるんだろう。
もう内心アタフタしつつも、前に置いてくれたカフェオレと雪だるまのカップケーキ。
そこに更にチョコドーナツまで置かれてる。
この匂いだけでなんだか幸せになれてくる。
「八雲、ホントに甘い物好きなんだな。よし、どれがいいんだ?」
そう聞かれて
「あのチョコレートの雪だるまカップケーキが良い!」
そう答えたら
「じゃあ買っていくから席取っといて!」
「あ、お金!」
「いいって!誘ったの俺なんだからここは俺のおごりね?ほら、混んでくるから席取ってきて。」
そう言ってクシャっと頭を撫でられた。
思わず撫でられた頭に手をやってしまう。
「うん、分かった。2階でも良い?」
「良いよ!」
そう返事を貰って私は長居しやすい2階に行くことにした。
まだ学校が終わったばかりだからそこまで混んでない店内を進み端の方の空いてる席にカバンを置き座る。
少し経つと2階にも色んなお客さんが入ってきて、それを見ているうちに寺川くんもトレー片手にやって来た。
「お待たせ。飲み物カフェオレのホットで良かったよな?」
「うん!言い忘れたのによく分かったね?」
そう、うっかり飲み物のオーダー言うのを忘れていたのにちゃんとカフェオレ頼んで来てくれた寺川くん。
「気持ち悪いとか言うなよ?俺はずーっと八雲がすきなの。だから普段何飲んでるのかなとか見てたわけ。カフェオレとか苺みるくとか好きだろ?ここならカフェオレのホットだと思ったんだよ。」
そう返されて不覚にも頬が赤くなっていくのがわかる。
今日はどれだけ寺川くんに色々告白されてるんだろう。
もう内心アタフタしつつも、前に置いてくれたカフェオレと雪だるまのカップケーキ。
そこに更にチョコドーナツまで置かれてる。