わたしの太陽
瞬が吸ってた煙草。
それを吸うことしか瞬のことを思い出せる気がしないの。


涙を止めなきゃ。


「女が煙草とか。俺は絶対嫌だけどな(笑)




後ろから声が聞こえた。


恐る恐る振り向くとさっきの男がいた。


「あっなんだお前かよ。


って、、、また泣いてるのか??」


「違うよあくびだって。」


「ふーん。」


その男も煙草を吸い始めた。


しかも瞬と同じ。



はぁ〜〜〜。


今はやめて欲しいな〜。


私は教室に戻ろうとする。



「俺が吸い終わるまで待ってよ。」


「なんで」


「いいじゃん別に。とにかく待てって」



待て待て言うもんだから仕方なく待つことにした。

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