わたしの太陽

朝になり、自分のコテージに戻るように言われた。


私は戻りたくなかった。


晴人に会うのが怖い。


でも点呼があるから戻った。


そしたら晴人は居なかった。



「心羽〜〜おはよ〜!体調大丈夫??」


心配そうに聞く理香子。


「大丈夫だよ」

私は精一杯答える。


「よかったぁ〜!あっ心羽、晴人知らない?」


「……知らない。いないの?」


「なんか昨日帰ってきてないんだよね…」


そこに晴人が歩いてきた。


「あっきた!晴人どこ行ってたんだよ!」


「わりーわりーちょっとな!」


「無事ならいいんだけどよ!」


日向が安心したように言う。


私は晴人の顔を見れない。


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