わたしの太陽

「ご飯先行くか!」


「そうだね!どこ行く??」


私はいまラーメンが食べたいかも。


「ラーメンとかは?」


瞬が言う。なんか見透かされてるみたい。


「ラーメンにしよ!」


私は瞬が超能力者なのか疑う(笑)


瞬と遊ぶ時は笑ってばっかで楽しい。



ラーメンを食べ終えて映画を見た。


主人公の純粋な気持ちが羨ましいと思った。


「楽しかったね〜!瞬!いつもありがとう!」



「俺も楽しかったよ!なあ、心羽…」



「ん?」


瞬に抱きしめられた。



「俺やっぱりお前のことが好きだ。もう心羽に嫌な思いとかさせない。付き合って欲しい。」



瞬。

正直私は今、誰が好きなのかわからない。


でも、瞬に好きって言われてその気持ちに応えたいと思った。



「うん。ありがとう。よろしくお願いします」


私はそれだけ言って瞬の腰に手を回した。


もう、手放さないよ。


瞬。


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