わたしの太陽


「キャンプの時みたいな星空だな。」


晴人がつぶやく。


やっぱり星の下では素直にならなきゃ。



「ねえ、晴人。

私やっぱり晴人と仲良くしたいよ。」


「…心羽…」


私の本音。


「私さ晴人のこと大切な友達って思ってて、でも晴人に友達として見たことないって言われてすごいきちゃってさ…(笑)


今まで晴人がしてくれたことも覚えてるのは私だけなんだなって。」



「おれ、そういう意味で言ったんじゃ…」



「いいの!

悪いのは私。晴人のこといつの間にか"友達"として見てなかったから……」




「え……?どういうこと…?」



「私ね晴人のことがすっ」


私の声は女の声に遮られた。


「晴人?」


そこに居たのは車椅子にのった小柄で美人で透き通るような声の女の人だった。




「……み…さ?」


晴人は今にも涙が出そうな顔してた。


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