残り100日の私と大好きな君
最初の数日は、奏汰くんに励まされ、なんとか頑張って乗り越えていくことができた。
けど、連日の辛い治療に、体はボロボロで、ストレスは溜まるばかり。
でも、こんなに頑張っているのに病気は良くならないようで、時々激しい痛みに襲われる。
前までの"なんとしても生きたい"という気持ちはあるものの、それよりもまた"辛い日常から逃れたい"気持ちが大きくなりつつあった。
頭痛くて、気持ち悪くて、寒気がして……
もう嫌だ…生きたいけど……やだ、やだ、やだ!!
辛いよ…苦しいよ……
なんで私なの??
お母さんは、もうずっと来てくれてない。
あれもこれも全部私のせい?
全部、私が悪いのかな…
そう思うと、胸がキュッと締め付けられるような感じがして、次第に息が荒くなる。
「はぁっ…ヒック……はぁ、はぁっ……ヒック…」
いつの間にか過呼吸になって、息が苦しい…
「咲楽ちゃん、落ち着いて、深呼吸しよ?」
奏汰くんの声
その声を聞いた途端、私は無性に泣きたくなった。
涙がブワッと溢れてボロボロとこぼれ落ちる。
「どうした?辛いの?」
コクン
そう頷いて、私は背中をさすってくれている奏汰くんに抱きついた。
本当に弱っている時に優しくされると、甘えたくなっちゃう…
「うぅっ……なんでっ?辛いよ…………辛い、苦しい…!!なんで苦しいのに治らないの?なんで、なんでっ……」
口に出したところで何の解決にもならないのに、私は胸の内を叫び続けた。
奏汰くんはそれを黙って受け止めてくれた。
けど、連日の辛い治療に、体はボロボロで、ストレスは溜まるばかり。
でも、こんなに頑張っているのに病気は良くならないようで、時々激しい痛みに襲われる。
前までの"なんとしても生きたい"という気持ちはあるものの、それよりもまた"辛い日常から逃れたい"気持ちが大きくなりつつあった。
頭痛くて、気持ち悪くて、寒気がして……
もう嫌だ…生きたいけど……やだ、やだ、やだ!!
辛いよ…苦しいよ……
なんで私なの??
お母さんは、もうずっと来てくれてない。
あれもこれも全部私のせい?
全部、私が悪いのかな…
そう思うと、胸がキュッと締め付けられるような感じがして、次第に息が荒くなる。
「はぁっ…ヒック……はぁ、はぁっ……ヒック…」
いつの間にか過呼吸になって、息が苦しい…
「咲楽ちゃん、落ち着いて、深呼吸しよ?」
奏汰くんの声
その声を聞いた途端、私は無性に泣きたくなった。
涙がブワッと溢れてボロボロとこぼれ落ちる。
「どうした?辛いの?」
コクン
そう頷いて、私は背中をさすってくれている奏汰くんに抱きついた。
本当に弱っている時に優しくされると、甘えたくなっちゃう…
「うぅっ……なんでっ?辛いよ…………辛い、苦しい…!!なんで苦しいのに治らないの?なんで、なんでっ……」
口に出したところで何の解決にもならないのに、私は胸の内を叫び続けた。
奏汰くんはそれを黙って受け止めてくれた。