学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます
第9章 夏休み・半ば
[side 静音]
まだ夢見心地だ。
私に友達ができて、夏休み誰かと遊ぶために予定が入るなんて。
しかも、あの柊くんとプールに行ったんだ。
「っ〜〜〜!」
声にならない叫び声をクッションで抑えながら、ソファの上で足をパタパタとさせる。
柊くんに抱きしめられたあの日。
あれから3日たったのに、まだ彼の体温とか肌の感触を鮮明に覚えている。
思い出す度に、顔が熱くなってしまう。
私…完全に柊くんのこと好きになってる。
けど、私にそんな資格ないって気持ちと、今の関係を壊したくないって気持ちが両方あって、前へ進もうなんて意識はさらさらない。
だけど…。
「会いたいな…」
昨日の夜、メッセージでやりとりしたばかりなのに。
自然と柊くんに対して欲張りになっている。
まだ夢見心地だ。
私に友達ができて、夏休み誰かと遊ぶために予定が入るなんて。
しかも、あの柊くんとプールに行ったんだ。
「っ〜〜〜!」
声にならない叫び声をクッションで抑えながら、ソファの上で足をパタパタとさせる。
柊くんに抱きしめられたあの日。
あれから3日たったのに、まだ彼の体温とか肌の感触を鮮明に覚えている。
思い出す度に、顔が熱くなってしまう。
私…完全に柊くんのこと好きになってる。
けど、私にそんな資格ないって気持ちと、今の関係を壊したくないって気持ちが両方あって、前へ進もうなんて意識はさらさらない。
だけど…。
「会いたいな…」
昨日の夜、メッセージでやりとりしたばかりなのに。
自然と柊くんに対して欲張りになっている。