クリスマスツリーの前で
それに、今まで幼馴染として、私に優しく接してくれた。


これ以上を望んで、凌ちゃんを失うことになったら、絶対後悔する。


やっぱりここは、凌ちゃんのことを恋愛対象としては見てないということにしといたほうがいいよね。


彼女になれなくても、凌ちゃんと過ごせる時間が欲しい。


一緒に居られるだけで、幸せな気持ちになれる。


これ以上、欲張っちゃいけないんだ……。


「凌ちゃんは、昔から私を守ってくれる正義のヒーローみたいな存在で、私の部屋の大きなクマのヌイグルミみたいに大切な人なの。
だから、私のヒーローでクマさんが、いろんな人にキスされるのは嫌なの」
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