クリスマスツリーの前で
凌ちゃんの、心臓の音が聞こえる。



凌ちゃんも、私にドキドキしてくれるの?

どうして、私を抱きしめてるの?




こんなに強く抱きしめたら、私、もっと凌ちゃんの虜になっちゃうよ。


でも、ずっと、このままでいたい……。



凌ちゃんの香りに包まれて、幸せを感じていると、足をペロペロ舐められる感覚がした。
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