クリスマスツリーの前で
その嘘はすぐにバレ、10人に追いかけられる。

「待て~~~~~!!」



待たないよ! こんな怖いお姉さんたち!



町中を逃げ回る。

凌ちゃんとの待ち合わせ場所に誘導したくないから、わざと反対方向の電車に飛び乗った。

私と同じ電車には乗れなかったみたいで、やっと一息つけた。

なんとか撒けた!

とりあえず2駅先で降りて、凌ちゃんと約束してる場所の駅へ向かう電車に乗った。



走り回ったせいで、髪は乱れ、汗だく。メイクも崩れてる。
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