病院嫌いなのにお医者さんと結婚!!
土曜の朝から、荷物をまとめて、車で3回往復して運んだ。
晴人さんの方は、午前中に書籍とか重いものが多いからって業者に取りに来てもらって、午後からマンションに配達されるように依頼してた。
私の荷物を運ぶのは、衣類とか雑貨で車で運べる程度だったから、お兄ちゃんが休みだからって手伝ってくれて、ママが掃除とか手伝ってくれた。

午後から、晴人さんの荷物が届いて、マンションの部屋は一気に荷物が増えた。それぞれを所定の位置に運んで荷ほどきした。
夕方には、一段落ついた。パパも様子を見にきてくれてたから、晴人さんのご両親も来てくれてて、大勢でやったからすぐ片付いた。
夜ご飯をみんなで食べようってことになって、和食のレストランを予約した。真穂さんも仕事終わりにお兄ちゃんが迎えにいってくるって。。。
みんなで食事して、私は、晴人さんとマンションに帰った。

マンションに帰っても、まだ、自分の家って感じがしなくってなんか落ち着かない。
晴人さんに「ご両親がいなくってさみしい?」って聞かれてしまった。
「ううん、そういんじゃないけど、なんかまだ慣れないよね。」
「そうだね、今日から、由美ちゃんと一緒に暮らすんだもんね。帰りの時間も気にしなくていいしね。さ、今日は、疲れたでしょ。早くお風呂入って寝なさい」
「晴人さんは?」
「俺も風呂入ったら寝るけど、ちょっと、気になる症例があってね、昨日も調べてたんだけど、由美ちゃんがお風呂の間、ちょっと調べ物するね」って書斎に行ってしまった。
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