終わりのない恋


「私 佐伯と付き合う事にするわ。」


チャーハンを一口運んだところで切り出した。


「早いですね。話が。」


バターの味がほんのりして美味しい。



「今日はこれ食べたらすぐ帰るつもりだから。今までのお礼を言いにきたの。」


「もう返事はしたんですか?」


私の話を聞いてるのか聞いてないのか

竹下はそんな事を尋ねた。


「いいえ。この関係をちゃんと終わらせないと次には進めないから。」


「そうですか。じゃぁやっぱり今日は帰せません。」


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