終わりのない恋
「そう、だったんだ。全然気づかなかった。」
「結局、すぐに転勤になって 居心地のいい男止まりだったんだけどな。
俺的には 俺なしじゃ生きられなくなるまで依存させるつもりだったのに。
失敗したな〜。まさか、中島に手を出す後輩がいたとはな。」
え??
なんで、知ってるの?
「え、あ。なに?どういうこと?」
竹下のこと 私、佐伯には言ってない。
酔って記憶がなくても、それはわかる。
「俺、入社からずっと一緒の同期だぞ?
お前が変わった事くらいわかる。
あいつだろ?竹下。
お前に雰囲気が似てるっていうか お前に憧れてるんだろうなって一目でわかったよ。」