終わりのない恋
ホッとする。
こんな大人になって、昔の同僚と不祥事なんてゴメンだ。
記憶が飛ぶほど飲んだり
歳を重ねると、昔ほどの無理はできなくなっている。
「俺じゃなきゃ喰われてたかもな。」
「そしたら唯一気軽に話せる異性の友達がいなくなるよ?私 佐伯は大事な話し相手だから。」
「俺はこんな関係壊してやりたいよ。」
「へ?」
「1人の女として 中島が好きだ。
異性の友達って立場が邪魔で今まで言えなかったけど。
俺はかなり意識してる。
結婚前提に付き合ってほしい。」
え?佐伯!?
「な、何言ってんの?正気?」
「そんな深刻な顔すんなよ。まぁいきなり結婚前提になんて言っても重いか!
でも本気だから。
考えといて。」
「あ。うん。」