終わりのない恋


ホッとする。


こんな大人になって、昔の同僚と不祥事なんてゴメンだ。
記憶が飛ぶほど飲んだり

歳を重ねると、昔ほどの無理はできなくなっている。



「俺じゃなきゃ喰われてたかもな。」


「そしたら唯一気軽に話せる異性の友達がいなくなるよ?私 佐伯は大事な話し相手だから。」


「俺はこんな関係壊してやりたいよ。」



「へ?」


「1人の女として 中島が好きだ。
異性の友達って立場が邪魔で今まで言えなかったけど。


俺はかなり意識してる。

結婚前提に付き合ってほしい。」



え?佐伯!?


「な、何言ってんの?正気?」


「そんな深刻な顔すんなよ。まぁいきなり結婚前提になんて言っても重いか!

でも本気だから。

考えといて。」


「あ。うん。」




< 9 / 67 >

この作品をシェア

pagetop