囚われの雑草姫と美麗冷酷男子の生活
ゆっくりと何やら気配を感じて目を覚ますと
彰貴さんがこちらをジッと見ていることに気がついた
「おはよ…那寿奈…」
アーモンド型の黒い瞳がそのままアクセサリーになりそうな艶を湛えてこちらを見るから…あまりに美しくて
心臓が止まりそうになる
(はっ!時間っ!!)
ガバッと起き上がり時計を見ると時間は既に7時を回っていて、彰貴さんが出社するのは8時頃
急がないとご飯が食べられなくなってしまうと慌てると
彰貴さんはのんびりと欠伸をしながら呟いた
「急がなくていいよ那寿奈…」
「でも朝食は私の仕事でっ」
ベッドから降りようとするとぐいっと手を引き寄せられた
「契約は終わり…だから仕事はもう無いでしょう……ご飯より、今は那寿奈が食べたいんだけどなぁ」
朝の気怠い雰囲気を纏ってとんでもない色気を醸し出している彰貴さんがとんでもないセリフを吐く
「も、支度しないと…」
「…まだ時間あるよ?ほら、おいで…まだ足んないし……」
引き寄せられ、膝の上に乗せられた私は
「捕まえた……フフフ…囚われの那寿奈サン」
艶めかしい視線を向けて、首筋に噛み付く彰貴さんに
私はそのまま……
「え…あ……んっ?!」
倒されて、あっさりと……食べられてしまいました
(どれだけスレば良いんでしょうか!)
「今日、なんか元気ないな月島さん」
支配人に言われてドキっとする……さすがに夜から
朝まで愛され過ぎてグッタリですとも言えず…
「昨日のパーティーの疲れですかね?」
曖昧に笑ってごまかした
「すごかったんだって?御曹司は婚約者を溺愛!って噂になってたよ……まぁ私は知ってましたけどね専務が月島さんを溺愛しているのは…先に、ね」
支配人は嬉しそうに笑う
「お恥ずかしい限りです……」
「君のように頑張っている女性が認められるのは私は嬉しいよ、玉の輿じゃないか」
支配人は本当に何だか嬉しそうだ
「玉の輿…とは思ってませんでしたけれど、確かにそう思われますよね」
「まぁね、でも月島さんはそう言う欲がなくて知り合ったんだろうね…じゃなきゃ…ワザワザここで働いてたりしないでしょ…さ、仕事仕事!」
「はい、今日もよろしくお願いします!!」
支配人はすぐに話を切り上げて支度に入った
彰貴さんがこちらをジッと見ていることに気がついた
「おはよ…那寿奈…」
アーモンド型の黒い瞳がそのままアクセサリーになりそうな艶を湛えてこちらを見るから…あまりに美しくて
心臓が止まりそうになる
(はっ!時間っ!!)
ガバッと起き上がり時計を見ると時間は既に7時を回っていて、彰貴さんが出社するのは8時頃
急がないとご飯が食べられなくなってしまうと慌てると
彰貴さんはのんびりと欠伸をしながら呟いた
「急がなくていいよ那寿奈…」
「でも朝食は私の仕事でっ」
ベッドから降りようとするとぐいっと手を引き寄せられた
「契約は終わり…だから仕事はもう無いでしょう……ご飯より、今は那寿奈が食べたいんだけどなぁ」
朝の気怠い雰囲気を纏ってとんでもない色気を醸し出している彰貴さんがとんでもないセリフを吐く
「も、支度しないと…」
「…まだ時間あるよ?ほら、おいで…まだ足んないし……」
引き寄せられ、膝の上に乗せられた私は
「捕まえた……フフフ…囚われの那寿奈サン」
艶めかしい視線を向けて、首筋に噛み付く彰貴さんに
私はそのまま……
「え…あ……んっ?!」
倒されて、あっさりと……食べられてしまいました
(どれだけスレば良いんでしょうか!)
「今日、なんか元気ないな月島さん」
支配人に言われてドキっとする……さすがに夜から
朝まで愛され過ぎてグッタリですとも言えず…
「昨日のパーティーの疲れですかね?」
曖昧に笑ってごまかした
「すごかったんだって?御曹司は婚約者を溺愛!って噂になってたよ……まぁ私は知ってましたけどね専務が月島さんを溺愛しているのは…先に、ね」
支配人は嬉しそうに笑う
「お恥ずかしい限りです……」
「君のように頑張っている女性が認められるのは私は嬉しいよ、玉の輿じゃないか」
支配人は本当に何だか嬉しそうだ
「玉の輿…とは思ってませんでしたけれど、確かにそう思われますよね」
「まぁね、でも月島さんはそう言う欲がなくて知り合ったんだろうね…じゃなきゃ…ワザワザここで働いてたりしないでしょ…さ、仕事仕事!」
「はい、今日もよろしくお願いします!!」
支配人はすぐに話を切り上げて支度に入った