桃野、悩みなんでも解決します!1
四人で話す、最後の話。
って、言うのは大げさかな。
私、桃野望架[もものもか]は
パパ、父親と別々で暮らしていた。
と、言うのも私は小学卒業を無事終え、父が私にあることを言った。
「『父さん、仕事の関係で東京に引っ越さないといけないんだ…。望架も一緒に来て欲しいところだが…、望架がここに残りたいなら残っても良いぞ』
『「パパともう会えないの??」』
『会えるさ。そんなに遠くはないしな』
『「なら、ここに残りたい…!」』
『葉菜ちゃん家にお世話になることになるけどお世話になるか?』
『「うんっ…!」』
『そうか、いい子にするんだぞ』」
こういうことがあって、私は葉菜と葉菜の両親にお世話になっていた。