桃野、悩みなんでも解決します!1



そんな時、ある人の声がした。









『おい、桃………!!!』



「せ、星夜……?」




お威張り俺様男が出てきた。



前のこともあったから、正直に言えば何を
話して良いのか、何を話すべきなのかが
わからない。




「あの、えっと…」




目線を逸らしてる私に星夜は言った。




『……………ぇ…済………………な………』



え?すま……何??



ごにょごにょしてて聞こえなかった。



いつもはっきり駄犬とかって言うくせに何?!



いつものはっきりさはどうしたの?!?!




「ごめん、聞こえなかった。もう一度お願い」



『だからっ………!!!!!』




星夜は声を荒らげて言った。
そして、また声がぐんと小さくなった。




『だから、この前は済まなかったよ………』




せ、星夜が謝った?!?!

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