桃野、悩みなんでも解決します!1

『は?!だからって今、俺様が話そうと
したところに被って、あーーー!!!
なんて言わねーよっ!』



「だって、だってさぁ〜、嬉しくって!
丁度あと何人か数えてたんだよね〜〜!」



『桃』



「ん?」



『お前にお礼をしてやる』



「え?」



お、お礼…?!


ズズズ…と私は思わず三歩ほど
下がってしまった。


星夜があまりにもいきなりガラじゃないことを
言い出すからビックリした。




『何だよ、そのありえない…!って顔』



「だって、そうでしょ?!」



『っ…だから、お礼してやるっつってんだよ』



「変なこと言わないでよ」



『言ってねーし言わねーよっ!!!』




ツッコミを入れるように彼は言った。

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