桃野、悩みなんでも解決します!1
「それで………、何をしてくれるの…?」
『お前が作りたがってる部活に
俺も入ってやるよ』
「っ…」
まさか、星夜がそんなことを言ってくれる
なんて思ってもみなかった。
今日は何だかとても怖い気がしてきた。
星夜がガラじゃないことを次々と
言ってくるし、無駄に素直だし。
―――けど、とっても嬉しかった。
『何だよ、不満かよ!』
「だから、なんでいつもその仮定でいくの?!」
『…お前が変な顔、してるからだろっ』
「女の子に変な顔って失礼!!!」
『女の子ってガラじゃねーだろ!』
「ピュッアピュアな女の子ですけど?!」
『はっ、毎度冗談がつまんねーな』
「何をー?!」