桃野、悩みなんでも解決します!1
「先生、辞職願は理事長一発ですよ??」
目は笑わずして口角上げる。
これが私の目が笑ってない笑い。
『わ、分かった分かった…。全く、どこの誰に似たんだか……』
「父親にでーす!」
『貴方のお父さんはそんなことしません!』
「えー、まだされたことないんだ〜〜。残念」
『貴方は何気に恐い発言をしますね』
「さっ、先生。サインを」
『っ〜〜〜〜〜』
真海先生は渋々書類にサインと判子を押した。
真海先生は何とか書類にサイン、ハンコを押してくれ、私もこれで悩み相談部のスタートがきれた。
『全く……。明日には受理されると思うので』
「教室はどこを使えば良いんですか?」