桃野、悩みなんでも解決します!1
「あいみぃ〜。悩み相談部に戻ろっか。悩み相談部だったら、声を押し殺さなくて泣いても大丈夫でしょ?」
こくりと頷いたあいみぃ〜を私は悩み相談部の
教室にあいみぃ〜を連れて行き、
あいみぃ〜をずっと抱きしめていた。
何も言わず抱きしめていることしかできなかった私は情けない。同時に悔しい。
相澤李璃奈が桐谷澪桜のことを思っていたこと
なんてとっくに知っていた。
そして、桐谷澪桜が相澤李璃奈を好意に思ってたことも知ってたうえで自分とちゃんと向き合うことにしたあいみぃ〜はすごく偉く、すごく偉大だ。
そんなすごく偉大な背中をさすって抱きしめることしかできない私はとても無力だ。