桃野、悩みなんでも解決します!1
「あ、あいみぃ〜まで〜…。本当に違うの!」
『望架…、』
これは、まだ恋ではないから。
私はそう信じてる。
もう少し、いや、あとちょっとで良いから
この関係が続いてほしい。
五時間目はそれぞれ種目練習。
私はパン食い競走で颯ちゃんと同じだ。
『桃、自信あるの?』
「ある!!!」
『すごい目キラッキラだね』
颯ちゃんはギョっとしてた。
「うんっ!颯ちゃんは?」
『俺もまあ、運動苦手だけど
パン食いなら自信はまあまああるよ』
「お互い頑張ろうね!!」
『お、おう…』
私のキラッキラな目に動揺したのか、
すごい戸惑っていた。