桃野、悩みなんでも解決します!1

『一位』




そう言われて、私はホッとした。が、それもつかの間だった。




『ひゅ〜〜!!お二人さんお似合い!!』



『星夜のお姫様抱っこぉおお!!!』



『いやー、やっぱりこんな仲だったとはねぇ〜〜!!』




う"っ………。


向日葵組の男子にからかわれ、私は俄然とした。



星夜ファンのじょ、女子の視線……!!!



ヤバい!!!



怖い!!!




星夜は一汗かいたぜ。てきな顔をしてるが、
私ほほうが汗だっくだくなんですけど!!




「ねえ、なんで私なの?」



『はあ???何がだよ』



「だから、それ。何のお題だったわけ?」



『っ……言うわけねーだろ』



「私をお題に使ったんだから教えてくれたって良いでしょ!!」




そう言って紙を取ろうとしたが星夜が高いところまで回すものだから、取れなかった。

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