桃野、悩みなんでも解決します!1

「うん!」




私は乃々ちゃんと小田切くんに手を振った。




「乃々ちゃーーん!!小田切くーーん!!!」




乃々ちゃんは気がついてすぐに手を振ってくれて小田切くんは私たちが手を振りあってる光景を見て、恥ずかしそうにしていた。




小田切くんのツンデレめ!!!


小田切くんのツンデレさは変わってなかった。



二人とも仲良さそうだった。


同じレーンで競走はできなかったが、けど、それはそれで二人のプレイを観ることができて嬉しかった。




『まるで前に仲が悪かったようには見えないね』



「だよねだよね!!」




颯ちゃんはなんだか少し、懐かしそうに見てた気がした。




「…颯ちゃん……?」



『え、どうしたの?桃』



「颯ちゃん、今。誰かのこと思い出してた?」



『…う うん、なんだか二人を見てると微笑ましいなって』

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