偽物の気持ち





昼休み、真澄と春が何か話していた。

何の話か俺にはわからなかった。

だけど、たぶん春は真澄に何かされたのだろう。

俺は、春が出ていったあと真澄に問いかけた。

だけど、真澄はやっぱり教えてくれなかった。

真澄は、もしかしたら春の手に入れてるものすべてを奪う気なのだろうか?

最悪な想像をしてかき消した。

真澄がそんなことをするように見えなかったからだ。

だから、俺は春に何があったか聞こうと思い屋上にむかった。

何か理由を付けないと会いに行けないのもあった。




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