偽物の気持ち

春をアイツに任せた俺にイライラしていた。

ゆりが春のことを悪く言ってきた。

だけど、俺は春がなぜあんなことをしているのか分かる気がする。

俺は春とは違って女をとっかえひっかえ自らしていた。

だけど、春の場合は逆で、相手の気持ちを叶えてあげたいとゆうために付き合っているように感じる。

本人も無意識のうちなのだろう。

だけど、付き合いだしても冷たい春に男たちは離れていく。

だけど、俺は離れたくなかった。

だから、春の側にいて守りたかった。

なのに俺は…


「成…」


俺は、その大好きな声のする方を向いた。