誓いのキスを何度でも
誠一は私達を連れて家具屋や、電気店を周り、
私達が一緒に暮らす前提の家具や、電化製品を一緒に選んだ。
私にカーテンの柄や、ファブリックの色を決めさせ、
「誠太郎、誠太郎の部屋のカーテンってどれにする?」
と誠太郎に聞いたりして、誠太郎をはしゃがせる。
誠太郎は誠一の手を握りしめて歩き回り、とても嬉しそうに笑っている。
ううむ。
誠一は今まで一緒にいられなかった分、
色々してあげたいって思っているのはわかるんだけど…
あまり甘やかさないように言っておかなくては…
買い物に時間がかかり、
遅くなった夕飯はファミレスに寄ることにする。
週末は家族連れが多いので
誠太郎と2人の私は気後れしてあまり行く気にならなかったな
と肘をついて、メニューをめくる。
「果歩、俺って調子に乗りすぎた?」と誠一が少し心配そうな顔を見せる。
「自覚があるならいいですよ。
あまり、誠太郎を甘やかさないでください。
2人の時が大変になります。」
「早く一緒に暮らせばいいんじゃないかな?」
「調子に乗らない」
「ええー?だって一緒にいたいんだもーん」
と誠一がふざけて両肘をテーブルについて掌に顎を乗せて私を見つめ、パチパチと瞬きをする。
「サクちゃん、カッコ悪いからやめて」とゲラゲラ笑いながら誠太郎が誠一を止める。
私もおかしくなってつい笑ってしまう。
「果歩には笑顔が似合う。」と誠一はニッコリする。
…誠一の笑顔も女心を掴むよ…
と私は少し赤くなってメニューを睨んだ。
私達が一緒に暮らす前提の家具や、電化製品を一緒に選んだ。
私にカーテンの柄や、ファブリックの色を決めさせ、
「誠太郎、誠太郎の部屋のカーテンってどれにする?」
と誠太郎に聞いたりして、誠太郎をはしゃがせる。
誠太郎は誠一の手を握りしめて歩き回り、とても嬉しそうに笑っている。
ううむ。
誠一は今まで一緒にいられなかった分、
色々してあげたいって思っているのはわかるんだけど…
あまり甘やかさないように言っておかなくては…
買い物に時間がかかり、
遅くなった夕飯はファミレスに寄ることにする。
週末は家族連れが多いので
誠太郎と2人の私は気後れしてあまり行く気にならなかったな
と肘をついて、メニューをめくる。
「果歩、俺って調子に乗りすぎた?」と誠一が少し心配そうな顔を見せる。
「自覚があるならいいですよ。
あまり、誠太郎を甘やかさないでください。
2人の時が大変になります。」
「早く一緒に暮らせばいいんじゃないかな?」
「調子に乗らない」
「ええー?だって一緒にいたいんだもーん」
と誠一がふざけて両肘をテーブルについて掌に顎を乗せて私を見つめ、パチパチと瞬きをする。
「サクちゃん、カッコ悪いからやめて」とゲラゲラ笑いながら誠太郎が誠一を止める。
私もおかしくなってつい笑ってしまう。
「果歩には笑顔が似合う。」と誠一はニッコリする。
…誠一の笑顔も女心を掴むよ…
と私は少し赤くなってメニューを睨んだ。