誓いのキスを何度でも
私は忙しい外来の仕事をし、会議に出席したりして、

誠太郎は学校が終わると、集団で学童保育に移動し、宿題をしたり、友達と遊んだりしながら私の迎えを待つ。

私が仕事を終えて、車で迎えに行き、誠太郎と車の中で又大声で歌いながら、家路につく。
部屋に帰ると慌ただしく食事の用意をしている間に誠太郎は私の周りをウロウロしながら、今日あったことを報告したり、明日の学校の用意をし、
食事を食べると、すぐ眠くなるから、急いでお風呂にいれ、歯を磨かせ、なんとか布団にいれ、トントンと布団を叩くとすぐに眠ってしまう。
まあ、私もしばらく寝落ちしたりする。のは
まあ、仕方ない事かもしれない。
ハッと目覚めて家事を慌ててしたりする事が週の半分くらいだろうか…?


お気に入りのテレビは録画しておき、お風呂の後で見せるようにしているけれど、そのまま、眠ってしまうので、抱っこして布団に運ぶのが一苦労だ。
大きくなったと実感するけど、もう、限界だと思う、今日この頃だ。

その繰り返し。

季節が変わると、誠太郎の背はどんどん伸びていく。
もう少しゆっくり大きくなってほしい。と思うのは贅沢だろうか?

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