誓いのキスを何度でも
翌朝、早い時間に目を覚ますと、ナナコ先輩から
「みんなで動物園に行ってきます。
午後3時ごろ送って行くね。たまにはゆっくり休んで。」とメッセージが入っていたので、安心し、
「よろしくお願いします。」と返信してからまた惰眠を貪った。
だってシンさん激しかったんだもん。
すごく疲れた。
昼前にシンさんに起こされ、シャワーを浴びると、
胸の谷間にキスマークがひとつ付いていた。
こんな事今までなかったかな…
私がボンヤリ着替えてリビングに入ると、
ダイニングテーブルの上に朝食が出来ていた。
ジャガイモの入ったスパニッシュオムレツに野菜ジュース。
美味しそうだ。
一緒に食事を始めると、
「果歩、これからのことなんだけど…」とシンさんが静かに話す。
「誠太郎が小学校に入って、果歩は勤務が外来になった。
このままだと、会えなくなるって思うんだけど…」
…確かに
夜勤がなければ、前のように会えなくなる。
私は夜もずっと誠太郎と一緒に居られるって単純に喜んでたけど…
「僕はさ、そろそろ再婚してもいいって思ってるんだ。
僕の子どもも来年高校を卒業するし…
養育費も大学に行く費用も振り込めば終わる。」
別れ話?
っていうかセックスフレンド解消の通告?
「…わかりました。もう、会えないって事ですよね。」
「果歩。最後まで話を聞いて。
僕は果歩と一緒にいたい。
誠太郎とも家族になれるって思ってる。
僕は随分年上だけど、
誠太郎が大学を出るまではこのまま働ける。
果歩は経済的な事を心配せずに子育てできるよ」
「…え?
私…ですか?
再婚相手って?!」
思わず大声が出てしまう。
「みんなで動物園に行ってきます。
午後3時ごろ送って行くね。たまにはゆっくり休んで。」とメッセージが入っていたので、安心し、
「よろしくお願いします。」と返信してからまた惰眠を貪った。
だってシンさん激しかったんだもん。
すごく疲れた。
昼前にシンさんに起こされ、シャワーを浴びると、
胸の谷間にキスマークがひとつ付いていた。
こんな事今までなかったかな…
私がボンヤリ着替えてリビングに入ると、
ダイニングテーブルの上に朝食が出来ていた。
ジャガイモの入ったスパニッシュオムレツに野菜ジュース。
美味しそうだ。
一緒に食事を始めると、
「果歩、これからのことなんだけど…」とシンさんが静かに話す。
「誠太郎が小学校に入って、果歩は勤務が外来になった。
このままだと、会えなくなるって思うんだけど…」
…確かに
夜勤がなければ、前のように会えなくなる。
私は夜もずっと誠太郎と一緒に居られるって単純に喜んでたけど…
「僕はさ、そろそろ再婚してもいいって思ってるんだ。
僕の子どもも来年高校を卒業するし…
養育費も大学に行く費用も振り込めば終わる。」
別れ話?
っていうかセックスフレンド解消の通告?
「…わかりました。もう、会えないって事ですよね。」
「果歩。最後まで話を聞いて。
僕は果歩と一緒にいたい。
誠太郎とも家族になれるって思ってる。
僕は随分年上だけど、
誠太郎が大学を出るまではこのまま働ける。
果歩は経済的な事を心配せずに子育てできるよ」
「…え?
私…ですか?
再婚相手って?!」
思わず大声が出てしまう。