誓いのキスを何度でも
誠一に押し切られ、結局、もう一組布団を寝室に敷くことになった。
結構ぎゅうぎゅう。
まあ、私の妹(24歳。独身OL。時々誠太郎に会いにやって来る)が泊まるときはこんな感じなんだけど…。
オマケに
「俺、誠太郎と寝るから布団要らないけど?」とか、まだ言ってるし…
そんな事されたら、誠一と手が届く距離だし…
…やめていただきたい。
「いいから、コッチに寝てください。」
「なんだよ、別にいいだろ」
とふてくされた顔で誠太郎を抱きかかえて隣の布団に転がっている。
…7年ぶりの寝顔を見せるなんて
私が恥ずかしいんですけど…
という、心の声は誠一に届かないみたいだ。
深夜0時。
私はアイスノンを交換し、もう一度誠太郎の熱を測る。
38度8分。
熱上がってきたな。
浅い眠りで、うなされるように何度も咳をしたりする。
ゆっくり眠れるように、解熱剤を使っておこう。
「トイレに行かせて、解熱剤、飲ませます。」
と私が言うと誠一も起き上がり、誠太郎をそっと起こして起き上がらせてくれる。
グズグズと泣き声を出す誠太郎を抱っこしてトイレに連れて行き、
オシッコをさせ、ダイニングテーブルに座らせる。
「セイちゃん、お薬飲んで。コップのお水、全部のんでね。」
と言うと、不機嫌な顔で顔をしかめながらコップの水をゆっくり飲んでいる。
誠太郎はオトナ2人が自分に注目していることに気づいたらしく、
「サクちゃん、…まだいるの?」と驚いた声を出した。
「明日も一緒にいるよ。
果歩は仕事だし…誠太郎のことが心配だし…いいかな?」
と誠一は誠太郎の顔に顔を合わせて微笑む。
「…いいけど…」と誠太郎ははにかんだ表情で誠一に抱っこをせがんで、布団に戻る。
布団が3組敷かれているので、誠一が『お泊り』とわかったみたいで
嬉しそうに誠一に抱きついて目を閉じた。
結構ぎゅうぎゅう。
まあ、私の妹(24歳。独身OL。時々誠太郎に会いにやって来る)が泊まるときはこんな感じなんだけど…。
オマケに
「俺、誠太郎と寝るから布団要らないけど?」とか、まだ言ってるし…
そんな事されたら、誠一と手が届く距離だし…
…やめていただきたい。
「いいから、コッチに寝てください。」
「なんだよ、別にいいだろ」
とふてくされた顔で誠太郎を抱きかかえて隣の布団に転がっている。
…7年ぶりの寝顔を見せるなんて
私が恥ずかしいんですけど…
という、心の声は誠一に届かないみたいだ。
深夜0時。
私はアイスノンを交換し、もう一度誠太郎の熱を測る。
38度8分。
熱上がってきたな。
浅い眠りで、うなされるように何度も咳をしたりする。
ゆっくり眠れるように、解熱剤を使っておこう。
「トイレに行かせて、解熱剤、飲ませます。」
と私が言うと誠一も起き上がり、誠太郎をそっと起こして起き上がらせてくれる。
グズグズと泣き声を出す誠太郎を抱っこしてトイレに連れて行き、
オシッコをさせ、ダイニングテーブルに座らせる。
「セイちゃん、お薬飲んで。コップのお水、全部のんでね。」
と言うと、不機嫌な顔で顔をしかめながらコップの水をゆっくり飲んでいる。
誠太郎はオトナ2人が自分に注目していることに気づいたらしく、
「サクちゃん、…まだいるの?」と驚いた声を出した。
「明日も一緒にいるよ。
果歩は仕事だし…誠太郎のことが心配だし…いいかな?」
と誠一は誠太郎の顔に顔を合わせて微笑む。
「…いいけど…」と誠太郎ははにかんだ表情で誠一に抱っこをせがんで、布団に戻る。
布団が3組敷かれているので、誠一が『お泊り』とわかったみたいで
嬉しそうに誠一に抱きついて目を閉じた。