〈BL〉クリスマス短編*:..。o○2017○o。..:*
対崎のお嬢様と遭遇しました
昊洸を取り戻して数ヶ月。
街はクリスマスムードになっていました。
久しぶりに二人で
買い物に出たのが
よくなかったようで
まさか、対崎のお嬢様と
遭遇するとは思っていませんでした。
『げっ』
昊洸はあからさまに
嫌な表情(かお)をしました。
『気持ちはわかりますが
少しは抑えましょうよ』
苦笑混じりな笑顔で
宥めながら、早く
立ち去って
くださらないかと思いました。
これ以上、昊洸の
機嫌が悪くなるのは避けたいのです。
私もいい気はしないですしね。
『帰りましょうか、昊洸』
相手が立ち去る気配が
ないのならば、こちらから
動くしかありません。
『そうだな、深影さんへの
プレゼントも買ったし、
後は帰るだけだもんな』
対崎のお嬢様を無視して
帰ろとしたら、腕を掴まれました。
反対側は昊洸と手を繋いでいます。
「何であんたなのよ‼」
はぁ~
お馬鹿さんですね。
それは禁句でしたのに。
『その手を離せ』
繋いでいない方の手で
私の腕を掴んでいる
対崎のお嬢様の腕を
容赦なく捻りあげました。
痛そうですね(苦笑)
『それから、華瑠を侮辱するな』
あの後、どうにか
彼女を撒き、家に帰って来ました。
午後には深影さんが
来る予定ですから
急いで準備に取りかかりました。
午前中はちょっと
アクシデントがありましたが
夜は三人で楽しく過ごしました。
~end~
街はクリスマスムードになっていました。
久しぶりに二人で
買い物に出たのが
よくなかったようで
まさか、対崎のお嬢様と
遭遇するとは思っていませんでした。
『げっ』
昊洸はあからさまに
嫌な表情(かお)をしました。
『気持ちはわかりますが
少しは抑えましょうよ』
苦笑混じりな笑顔で
宥めながら、早く
立ち去って
くださらないかと思いました。
これ以上、昊洸の
機嫌が悪くなるのは避けたいのです。
私もいい気はしないですしね。
『帰りましょうか、昊洸』
相手が立ち去る気配が
ないのならば、こちらから
動くしかありません。
『そうだな、深影さんへの
プレゼントも買ったし、
後は帰るだけだもんな』
対崎のお嬢様を無視して
帰ろとしたら、腕を掴まれました。
反対側は昊洸と手を繋いでいます。
「何であんたなのよ‼」
はぁ~
お馬鹿さんですね。
それは禁句でしたのに。
『その手を離せ』
繋いでいない方の手で
私の腕を掴んでいる
対崎のお嬢様の腕を
容赦なく捻りあげました。
痛そうですね(苦笑)
『それから、華瑠を侮辱するな』
あの後、どうにか
彼女を撒き、家に帰って来ました。
午後には深影さんが
来る予定ですから
急いで準備に取りかかりました。
午前中はちょっと
アクシデントがありましたが
夜は三人で楽しく過ごしました。
~end~