愛を知らない一輪の花 〜after story〜
「店長、お疲れ様です。はい、、お仕事熱心ですよね、竹口君。明日の仕入れで特別に必要なものはありますか?」
桜井は苦笑いを浮かべる。
「仕入れの確認は電話でもできますけど。仕事熱心っていうよりか、、、他の事に熱心というか。身の程知らずですね。」
「え?」
「いいえっ。明日は特注でレイボーローズの花束が入ってますのでお願いしておいてもらってもいいですか?あとはいつもの在庫数で大丈夫です。」
「わかりました。伝えておきます。」
メモを取り終わり、竹口が待つ入口に駆け寄る。そして少なくなっていた花を伝える。
竹口はそれを嬉しそうに、聞いている。