愛を知らない一輪の花 〜after story〜
窓の外が暗くなっても、何度も百合の中に欲を吐き出す。それは、、、百合の意識が途切れても続いた。
気づけばそこは
2人のマンションのベットの上で、いまだに繋がったままだ。ギシギシとベットが響く。
ちらりと前髪の隙間から見えた蓮の顔。
それは正気の感じられない虚ろな目で、百合は思わず蓮の首に強く抱き着いた。
「蓮さん、、、、泣かないでください。」
百合は声を震わせる。