愛を知らない一輪の花 〜after story〜

「いいえ、私も蓮さんを傷つけてしまいました。ですから、、、、おあいこですね?」



「好きです。蓮さん、、、大好きです!」



さすっていた蓮の手をまた、ぎゅっと握った。

涙がでそうになって、ぐっと堪える。


















それから2人は暫く仕事を休んだ。

ゆっくりと2人で過ごし、元の生活に戻りつつあった。毎日電話で透と桜井に説得され、止む終えず百合を本店に戻した。
< 124 / 169 >

この作品をシェア

pagetop