愛を知らない一輪の花 〜after story〜
「いいえ、私も蓮さんを傷つけてしまいました。ですから、、、、おあいこですね?」
「好きです。蓮さん、、、大好きです!」
さすっていた蓮の手をまた、ぎゅっと握った。
涙がでそうになって、ぐっと堪える。
それから2人は暫く仕事を休んだ。
ゆっくりと2人で過ごし、元の生活に戻りつつあった。毎日電話で透と桜井に説得され、止む終えず百合を本店に戻した。
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