愛を知らない一輪の花 〜after story〜
「良かったら使ってくれ。蓮には文句を言われたが、最終的には納得させた。」
「はい、、、。是非使わせて下さいっ、、。凄く嬉しいですっ、、。」
泣きながら喜ぶ百合を見て、透は優しく目を細めた。
昼休みが終わる時間になり、透に引きつられ駅前支店スタッフは渋々帰って行った。
それと入れ替わりで、蓮が病室にやって来た。
目の赤い百合を見て、慌てて駆け寄る。
「私、、こんなに幸せ者で、、、良いんでしょうか?」