愛を知らない一輪の花 〜after story〜

そう言う百合を、久美子は思わず抱き締めた。


「えぇ、、そうよ。貴方は貴方らしく子供達を愛してあげればいいの。」


「、、、、はい。」




















随分、外が暗くなっても蓮の帰る気配がない。

「おかしいわね〜。いつもこのくらいには帰って来るのに、、。電話してみましょうか。」

そう言って携帯を取り出す。
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