愛を知らない一輪の花 〜after story〜


「そうですよ。彼女が困っていますよ?嫌われたらどうするんですか。あなた?」


その言葉を聞いて、固まる。



「蓮さんのお、、お父様とお母様?!?!」

「い、、、いい!!!!お父様!もっと呼んでくれないか?!?!」



「えっ!?お、おとさ」
『もういいから、、、、いい加減上げてくれないか。』

もう一度呼ぼうとする百合に、被せて低い声で唸る。




「そうですよ。ほら、上がって?」



混乱する中、案内されリビングのソファーに腰を掛ける。
< 30 / 169 >

この作品をシェア

pagetop