愛を知らない一輪の花 〜after story〜
「そうですよ。彼女が困っていますよ?嫌われたらどうするんですか。あなた?」
その言葉を聞いて、固まる。
「蓮さんのお、、お父様とお母様?!?!」
「い、、、いい!!!!お父様!もっと呼んでくれないか?!?!」
「えっ!?お、おとさ」
『もういいから、、、、いい加減上げてくれないか。』
もう一度呼ぼうとする百合に、被せて低い声で唸る。
「そうですよ。ほら、上がって?」
混乱する中、案内されリビングのソファーに腰を掛ける。