愛を知らない一輪の花 〜after story〜
悲しそうな蓮の顔を見て、下を向く。
「、、、蓮さんに、、買って頂きたいです。」
小さく呟く百合に、嬉しそうに微笑む。
「、、、うん。一緒に買いに行こう?」
その後も楽しい話に花を咲かせた。
暫くして、久美子が蓮に声を掛ける。
「今日は泊まっていくでしょう?先にお風呂に入ってらっしゃい。」
「いや、明日も仕事だし、帰るよ。」
「滅多に来ないんだから、いいじゃない。まだ百合ちゃんとお話したいし。」
その言葉を聞いて、チラッと百合をみる。