愛を知らない一輪の花 〜after story〜
「あの子に愛をありがとう。あの子の特別になってくれて、、、特別にしてくれてありがとう。そして貴方は、私達の特別よ、、?良かったら私達も百合ちゃんの特別にしてくれないかしら、、、?」
言葉に詰まり、泣くばかりの百合の処に
浴室から出てきた蓮が焦りながら近づく。
「ゆ、百合?!?!どうし、、、!」
蓮の顔を見た途端、走り胸に強く抱きつく。
「蓮さんっ!好きです、、、!」
百合にぎゅうぎゅうと抱きしめられ、状況が分からずに両親の顔を見ると、嬉しそう笑っていた。
「、、、本当に可愛いね。幸せものだな、蓮」
しっかりと抱き締め返し、呟く。
「あぁ、、、そうだよ。俺は世界で1番の幸せモノだ。百合がいるだけで、、、。」