愛を知らない一輪の花 〜after story〜
その夜、抱き締め合いながら眠った。
隙間がないほど、くっついて、、、、。
抱き締められなかった時間を埋めるように。
朝、玄関先で蓮の両親に見送られた。
「百合ちゃん、また蓮と遊びに来て?待ってるわっ!!絶対よ?!」
「いつでも頼って欲しい。百合ちゃんは私達の家族なんだから。」
「、、、はい、お邪魔しました。また!参ります。ありがとうございました。」
温かい2人に手を振られ、蓮の実家を後にした。