愛を知らない一輪の花 〜after story〜
「式場の装飾は、うちのスタッフにさせてくれないか、、?斉藤の門出に携わりたいだろうしな。」
蓮は百合の顔を覗き込む。
「嬉しいです。、、宜しくお願い致します。」
それから、結婚式の日取りや打ち合わせを決め、駅前支店を後にした。
そのあとも報告廻りをし、モール支店、本店、本社それぞれの部署に顔を出した。
会社関係の全てに報告を終え、蓮はある場所に向かい車を走らせた。
不思議に思い、蓮にたずねる。
「蓮さん、、、?一体どちらに?」